停電ツール、車中泊、アウトドア、キャンプツールとして注目を集める「ポータブル電源」
電気が使えない場所でもポータブル電源があれば、電子レンジや炊飯器、冷蔵庫、エアコン、照明、扇風機、電気毛布を動かせます。
ポータブル電源は超大容量のバッテリーで、事前に充電しておけば、コンセントを繋いで家電を動かせる!
ポータブル電源1つあれば停電しても、電気が使えないところでも安心できます!
ただしバッテリー容量が大きいポータブル電源は10kg~と重いので、手軽に持ち運びができません。
一軒家に住んでいて2階にもポータブル電源を置きたい方!電気を使えるところをコロコロ変えたい方!に5kg以下の重さしかない超小容量のポータブル電源がおすすめです。
今回はコンパクトでサブ扱いに便利な超小型のポータブル電源を紹介します。
ポータブル電源の選び方ポイント6つ
ポータブル電源はバッテリー容量や機能などの特徴や価格の違いなどがあります。
安全に使うためにも安心できるメーカー&用途に合うものを選ぶことがコツです。
容量
ポータブル電源を選ぶ1番のポイントはバッテリー容量(電力量:Wh ワットアワー)です。
バッテリー容量は電気をどのくらいの量を使えるのか?目安になります。
ポータブル電源のバッテリー容量は(電力量:Wh ワットアワー)といいます。
バッテリー容量が大きいほどたくさんの家電を長い時間動かせることになります。
扇風機/スマホの充電にかかる電力量と、それによってどのくらいのポータブル電源のバッテリー容量が必要なのか計算してみました。
試算してみると…超小容量ポータブル電源は家電を動かす時間は短いですが、スマホの充電であれば何回でも出来るほど機能を持っていることが分かります!
充電方法
ポータブル電源は使う前にバッテリーに充電する必要があります。
多機能なポータブル電源は、コンセントから充電の他にも充電方法がある!
- 「ソーラーパネル」からソーラー充電
- 「車のバッテリー」からカーチャージ
ポータブル電源の充電はコンセントが一般的です。
ただ停電中だったり、屋外では「ソーラーパネル」or「車のバッテリー」から充電ができます。
ソーラーパネルは天気が良いと、自然の力で半永久的に充電できるのでおすすめです。
またシガーソケットからも充電できるので、車のバッテリー→ポータブル電源→家電を使えます。
定格出力
定格出力(W ワット)も大事です。どのくらいの電気を1度に使えるか?の目安になります。
例えば、定格出力が200Wとすると、同じタイミングで「200Wの電気まで使える」
住宅でも同じです。同じタイミングで電気を使いすぎるとブレーカーが落ちますよね。同じイメージです。
ポータブル電源も同じで電気を使いすぎると安全のため電気の供給をストップします。
ポータブル電源のバッテリー容量(電力量:Wh ワットアワー)と定格出力(W ワット)は多いほど、価格が高く、重たくなります。
価格が安く、軽い超小容量ポータブル電源は1度に多くの電気を供給できません。定格出力が低いことがデメリットです。
扇風機や電気毛布は使えますが、電子レンジやエアコンなど1度にたくさんの電気を使うことはできません。
出力端子
出力端子はポータブル電源から電気を送るためのコンセントなどのことです。
多機能なポータブル電源は他にも出力端子が付いています。
- USB-A端子
- USB-C端子
- シガーソケット
- DC端子
USB端子が付いていると、コンセントで家電を使いながら、スマホを充電できます。
ポータブル電源毎に出力端子の数や種類が異なるので、使いたい家電などで選ぶ必要があります。
超小容量ポータブル電源は、コンセントの数は1~2つ・USB端子は2~3つとあまり多くないのが特徴です!
LEDライト機能
LEDライトが付いているポータブル電源もあります。
超小容量のポータブル電源は約3~5kgと片手で持てるほど軽いので、懐中電灯代わりとしても使えます!
住宅の照明は埋め込み式コンセントから電源を取っていることが多く、ポータブル電源があっても照明を付けられません。
LEDライト機能が付いていると「灯りを確保」できるのでおすすめです!
出力波形
出力波形にも気にする必要があります。
家庭用コンセントは「交流(AC)の純正弦波(正弦波)」という波形の電気が流れています。
多くの家電や電子機器は「交流(AC)の純正弦波(正弦波)」を前提に作られています。
適合しない出力波形の電気を使うと家電が故障する可能性があります。
この記事では、どの家電でも安心して使える「純正弦波を出力する」ポータブル電源のみ紹介します。
超小容量ポータブル電源には、純正弦波でない波形の電気を出力するポータブル電源もありますので、今回は除外しています。
おすすめ超小容量ポータブル電源5選
住宅の2階や懐中電灯+サブ扱いとして向いている超小容量のポータブル電源。
300Wh級以下の超小容量ポータブル電源を厳選しました。
(このサイトでは300Wh級以下のバッテリー容量を持つポータブル電源を超小容量として紹介します。)
約3~5kgと軽くコンパクトなポータブル電源がたくさんあります!
↓150Wh~300Wh級のポータブル電源を順番に並べてみました。
メーカー | 品番 | 容量/定格出力 | 定価 |
PowerArQ | PowerArQ mini 2 | 307Wh/300W | ¥38,500 |
BLUETTI | EB3A | 268Wh/600W | ¥34,980 |
Anker | PowerHouse 256Wh | 256Wh/200W | ¥24,800 |
Jackery | 240 | 241Wh/200W | ¥19,800 |
Suaoki | S200 | 200Wh/120W | ¥27,980 |
PowerArQ mini 2
「PowerArQ mini 2」はPowerArQ(パワーアーク)から販売されている小容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約307Wh/300Wです。
約4.7kgと扱いやすく持ち運びやすいサイズで、およそお米1袋分です。
3色(コヨーテタン、オリーブドラブ、レッド)展開しています。
簡易的な防塵・防水機能(IP21)が付いているので、車中泊やアウトドア・キャンプで屋外に持ち運ぶ方にも向いています!
BLUETTI EB3A
「EB3A」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約268Wh/600Wです。
コンセント充電で1時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
またBLUETTI(ブルーティ)のポータブル電源で「EB3A」だけLEDライトが付いています。
暗い中で使う場合や、防災用のサブ扱いのポータブル電源としても役立ちます。
Anker PowerHouse 256Wh
「PowerHouse 256Wh」はAnker(アンカー)から販売されている超小容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約256Wh/200Wです。
約3.7kgと持ち運びやすいサイズ感で、コンセントは2口使えるので便利です!
コンセント+USB充電で約2.5時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
Jackery ポータブル電源 240
「Jacker ポータブル電源 240」はJackeryから販売されている超小容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約241Wh/200Wです。
バッテリー容量が小さいのでライトや扇風機、スマホの充電ぐらいで使えるとてもコンパクトなサイズです!
SUAOKI S200
「S200」はSUAOKI(スアオキ)から販売されている小容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は200Wh/120Wとコンパクトサイズです。
コンパクトサイズは持ち運びやすくLEDライトが付いているので、懐中電灯代わりにもなります。
まとめ
ここ最近、防災意識の高まりからポータブル電源で、停電から身を守る方が増えています!
大容量のポータブル電源1つあれば、停電が起こってもかなり楽に生活が送れます。
さらに快適に過ごすにはサブ用として、価格の安い超小容量のポータブル電源を準備すること!
家電やスマホの充電ができるポータブル電源でサブ用のポータブル電源があればより強固な対策ができます。
ポータブル電源の紹介欄に公式サイトなどのリンクを付けていますので、みなさんも準備してみてはいかがでしょうか。
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