停電ツールとして注目を集める「ポータブル電源」
ポータブル電源は停電しても、家電に電気が供給できる素晴らしいアイテムです。
ポータブル電源は「超大容量バッテリー」で事前に充電し、停電した時に電気を送ることで家電が使えます。
停電時のよくある心配事の1つが、「冷蔵庫・冷凍庫の中の食材が悪くなってしまう」こと!
ポータブル電源があれば、冷蔵庫に電気を供給できるので、食材が悪くなる心配が無くなります。
今回は「冷蔵庫に電気を供給できる大容量のポータブル電源」について紹介します。
冷蔵庫をポータブル電源で動かす
ポータブル電源で冷蔵庫を動かしたい方が1番大切にしたいポイントは、バッテリー容量(電力量:Wh ワットアワー)です。
バッテリー容量は電気をどのくらいの量を使えるのか?目安になります。
ポータブル電源のバッテリー容量は(電力量:Wh ワットアワー)といいます。
バッテリー容量が大きいほどたくさんの家電を長い時間動かせることになります。
冷蔵庫は電気を使う?
冷蔵庫などの家電はどんどん省エネ化が進んでいます。
ここ最近作られたモデルは10年前のモデルに比べて、3分の2ほどの消費電力になるほど省エネ化しています。
冷蔵庫の仕様はシールなどで冷蔵庫の内側に貼られているので、確認してみてください。
「年間消費電力」が書かれていると思います。→冷蔵庫は年間を通してずっーと電気を使っているので、年間で使う電気の量が書かれています。
最新モデルでは年間消費電力量が300kWh~400kWhが一般的です。
冷蔵庫はいつも電気を使うので、意外と電気を使います。
冷蔵庫が使う1時間の電力が分かったので、どのくらい電気を使うか計算してみました。
計算してみると意外と冷蔵庫は使うことが分かりました!
大容量ポータブル電源が必要
冷蔵庫を動かしたい分のバッテリー容量を持つポータブル電源があればOKです。
10時間動かす場合:460Wh、24時間動かす場合1,104Whの電気を使います。
電気を使う分だけのバッテリー容量を持つポータブル電源を準備しましょう。
バッテリー容量が大きくなるにつれ、価格は高くなり、重くなりますが、冷蔵庫を動かすためには大容量バッテリーが必須です。
試算してみましたが、扇風機や電気毛布は長時間(8時間~10時間)と仮定すると、400Wh~560Whのバッテリーが必要です。
他にスマホを充電する場合は、プラスしてバッテリー容量が必要です。
一般的に、車中泊用には500Wh以上のポータブル電源があるといいと言われています。
車中泊を快適に過ごすために500Whクラスのバッテリー容量を持つポータブル電源がおすすめです!
大容量ポータブル電源6選
停電しても冷蔵庫を使いたい方に大容量ポータブル電源を厳選しました。
停電すると他にも家電を使うと思うので、2,000Wh級のポータブル電源から選びました。
電子レンジを使ったり、テレビを視聴、スマホの充電など意外と電気を使いますが、このぐらいの容量があれば充分だと思います。
ちなみにソーラーパネルや拡張バッテリーをオプションで追加すると、より強固な停電ツールとして活躍します!
↓2,000Wh以上のポータブル電源を順番に並べてみました。
メーカー | 品番 | 容量/定格出力 | 定価 |
BLUETTI | AC200P | 2,000Wh | ¥219,980 |
EcoFlow | DELTA Max2000 | 2,016Wh | ¥242,000 |
BLUETTI | EB200P | 2,048Wh | ¥249,980 |
BLUETTI | AC200MAX | 2,048Wh | ¥249,980 |
Jackery | 2000 Pro | 2,160Wh | ¥285,000 |
EcoFlow | DELTA Pro | 3,600Wh | ¥399,300 |
BLUETTI AC200P
「AC200P」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている超大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は2,000Wh/2,000Wと停電ツールとして欲しい容量を持っています。
オプションの拡張バッテリーを使えば、さらに容量を増量(2,048Wh/1台)でき自由自在にカスタマイズできます。
1台拡張バッテリーを接続すれば、4,048Whのバッテリー容量になります!
家族が余裕をもって家電を使えます!さらにソーラーパネルも購入すればかなり家電が使えますよ!
冷蔵庫も余裕をもって動かせるのでおすすめです!
EcoFlow DELTA Max2000
「DELTA Max2000」はEcoFlowから販売されている大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は2,016Wh/2,000Wと停電ツールとして十分な容量を持っています。
拡張バッテリー対応で最大6,048Whまで容量を増やすことができます!!
大家族で災害用に備えたい方に向いているモデルです!
拡張バッテリーが無くても2,016Whの容量があるので、1人暮らし・単身赴任の方は悠々と生活できると思います。
BLUETTI EB200P
「BLUETTI EB200P」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている最大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は2,048Wh/2,200Wと停電ツールとして欲しい容量を持っています。
拡張バッテリー「B230」と接続すると、4,096Whにバッテリー容量を増量できます!
↓で紹介する「BLUETTI AC200MAX」よりコンセントが2口多く、ワイヤレス出力が1口少ないのが特徴です。
BLUETTI AC200MAX
「AC200MAX」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている最大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は2,048Wh/2,200Wと停電ツールとして欲しい容量を持っています。
拡張バッテリー「B300(3,072Wh)」を2台接続すると、なんと8,192Whにバッテリー容量を増量できます!
↑で紹介した「BLUETTI EB200P」よりワイヤレス出力が1口多く、コンセントが2口少ないのが特徴です。
Jackery ポータブル電源 2000 Pro
「Jacker ポータブル電源 2000 Pro」はJackeryから販売されている最大容量ポータブル電源。
2022年5月に新発売されたポータブル電源です。
バッテリー容量/定格出力は約2,160Wh/2,200Wと災害の備えとしても十分な容量を持っています。
コンセントから急速充電すれば2時間でフル充電ができる!(ジャクリーのポータブル電源で最速)
また6枚のソーラーパネルSolarSaga 200Wを使うと、2.5時間でフル充電できるのでアウトドアや防災用として活躍します。
これだけでも冷蔵庫を動かせるスペックを十分に持っています!
2022年新発売「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」は購入から3年間の長期保証+公式サイトにて無料ユーザー登録すれば+2年の延長保証→『5年間の長期保証』が付きます
EcoFlow DELTA Pro
「DELTA Pro」はEcoFlowから販売されている最大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は3,600Wh/3,000Wと停電ツールとして十分な容量を持っています。
他のメーカーでは最大容量では1,000~2,000Whぐらいですが、それをはるかに超える容量を持っています。
拡張バッテリー対応で最大21,600Whまで容量を増やすことができます!!
大家族で災害用に備えたい方に向いているモデルです!
またほとんどのポータブル電源はバッテリーの劣化により繰り返し充放電できる回数は800~1,000回程度です。
DELTA Proは3,500回も繰り返し使えるので、かなり長持ちするポータブル電源です!
冷蔵庫を動かすには高スペックすぎるので、停電時も家電をいつも通りに使いたい方に向いているポータブル電源です。
まとめ
ここ最近注目されているポータブル電源!
停電が起こると、生活は急に不便になります。
停電時のよくある心配事の1つが、「冷蔵庫・冷凍庫の中の食材が悪くなってしまう」こと!
ポータブル電源があれば、冷蔵庫に電気を供給できるので、食材が食べられなくなる心配が無くなります!
「2,000Wh以上の大容量ポータブル電源」を紹介しましたが、200,000円以上します…
さらにソーラーパネルや拡張バッテリーを揃えると、300,000円~かかる!
ただ安全・安心をお金で買うなら私は安いと思っています。
生活のためには、どうしても家電を使います!
みなさんもぜひ停電ツールとして準備してみてはいかがでしょうか。
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