ここ最近ポータブル電源が防災ツール、車中泊やアウトドア・キャンプ用として注目を集めています。
ただし!ポータブル電源は「充電⇔放電」を繰り返すとバッテリーを消耗する…
スマホや携帯ゲーム機など「充電⇔放電」を繰り返すとバッテリーが消耗し、充電が長持ちしないのでイメージしやすいですよね。
一般的なポータブル電源は500回~800回で寿命を迎えるが、長寿命なポータブル電源は3500回と約6倍も長持ちする!
毎日使っても、約10年間繰り返し使えるので、ソーラーパネルでポータブル電源を充電して日常使いし、電気代を節約することもできます!
今回は「充電⇔放電」を繰り返しても劣化しにくい長寿命のポータブル電源についてご紹介します!
バッテリーは繰り返し充電すると劣化する
ポータブル電源の内部バッテリーに電気を充電し、停電や屋外など電気が使えないシーンで蓄えた電気を使って、家電を動かしたり、スマホが充電できる!
ポータブル電源のバッテリーには、一般的にリチウムイオン電池が使われています。
バッテリーは消耗品なので、「充電⇔放電」を繰り返すたび(使っていくたび)に寿命が短くなります。
バッテリーの寿命には↓主に4つの要因があります!
使っていくと寿命を迎えるのが、バッテリーの宿命です。
スマホや携帯ゲーム機、車などのバッテリーも同じ。
定期的に交換するか・劣化の度に本体を買い替える必要があります。
多くのポータブル電源はバッテリー交換ができないので、寿命を迎えたポータブル電源は買い替えの必要がありますよ!
一般的に500~800回繰り返し可能
ポータブル電源使うとバッテリー内部の部品が劣化し、徐々に充電できるバッテリー容量が少なくなってきます。
一般的にポータブル電源は500~800回「充電⇔放電」すれば、寿命と言われています。
※いきなり使えなくなるわけではなく、徐々にバッテリー容量が少なくなるイメージです。
- 1日1回「充電⇔放電」すると約1年半~約2年しか使えない
- 1週間1回「充電⇔放電」すれば約10年~約15年使える
一般的なポータブル電源でも毎日使わなければ、かなり長持ちします。
ただしソーラーパネルでポータブル電源を充電して電気代を節約する場合は、毎日「充電⇔放電」するので、寿命はかなり短めになります。
毎日ポータブル電源を使う方は長寿命のポータブル電源がおすすめです。
2,500回以上繰り返し使用できる長寿命
最近のポータブル電源の需要増加や技術進歩で、バッテリーが長寿命化しています。
2,500回~3,500回まで繰り返して「充電⇔放電」できるポータブル電源が増えてきています。
- 1日1回「充電⇔放電」しても約7年~約9年半使える
数千回繰り返し使えるポータブル電源は、毎日使っても約7年以上は使えます。
ソーラーパネルで電気代を節約
ポータブル電源はコンセントやソーラーパネルから充電できます。
庭やベランダにソーラーパネルを出して充電し、夜にヘアドライヤー、扇風機、電気毛布、スマホの充電に使える!
日常使いでソーラーパネルでポータブル電源を充電→家電を動かすことで、電気代を節約しましょう!
また一般家庭の電気契約では夜間の電気料金が安いタイプの契約があります。
夜にコンセントから充電して、日中にポータブル電源から電気を使うと電気代も節約できます。
日々の電気代を安くしたい方や自然エネルギーで環境に配慮したい方に長期間使えるポータブル電源はおすすめですね。
長寿命なポータブル電源11選
長寿命なポータブル電源を紹介します!
最近販売されだしたモデルが多く、大容量バッテリーが多いです。
長寿命バッテリーを搭載したポータブル電源は、一般的なポータブル電源と価格はあまり変わりません。
日常使いする方には、長寿命バッテリーのポータブル電源がおすすめです。
メーカー | 品番 | 容量 | 繰り返し 可能回数 | 定価 |
Anker | PowerHouse 1229Wh | 1,229Wh | 3,000回 | ¥169,900 |
Anker | PowerHouse 512Wh | 512Wh | 3,000回 | ¥59,800 |
Anker | PowerHouse 256Wh | 256Wh | 3,000回 | ¥24,800 |
BLUETTI | AC200MAX | 2,048Wh | 3,500回 | ¥249,980 |
BLUETTI | EB200P | 2,048Wh | 3,500回 | ¥249,980 |
BLUETTI | AC200P | 2,048Wh | 2,500回 | ¥219,980 |
BLUETTI | EB70 | 716Wh | 2,500回 | ¥78,980 |
BLUETTI | EB55 | 537Wh | 2,500回 | ¥59,980 |
BLUETTI | EB3A | 268Wh | 2,500回 | ¥34,980 |
EcoFlow | DELTA Pro | 3,600Wh | 3,500回 | ¥399,300 |
EENOUR | P2001 | 2,000Wh | 3,500回 | ¥299,900 |
Anker PowerHouse 1229Wh
「PowerHouse 1229Wh」はAnker(アンカー)から販売されている最大容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,000回も繰り返して使えます!
↓PowerHouse 1229Whにはポータブル電源として欲しい機能が揃っています。
- コンセントでの充電で約1.5時間でフル充電できる!
- コンセントが6口もある!
- LEDライト搭載
- パススルー機能付き
- 金属フレームで頑丈!
これほど機能が充実した高コスパなポータブル電源は珍しく、大容量のポータブル電源を探している方におすすめです!
Anker PowerHouse 512Wh
「PowerHouse 512Wh」はAnker(アンカー)から販売されている中容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,000回も繰り返して使えます!
コンセントから約3.4時間でフル充電でき、コンセントは4口も付いているので、使いやすいポータブル電源となっています。
「コンセント、USB」から2口同時充電で【0→80%充電】が約2.5時間でできるので、早く充電でき助かります!
☞PowerHouse 512Wh 公式サイトで確認Anker PowerHouse 256Wh
「PowerHouse 256Wh」はAnker(アンカー)から販売されている超小容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,000回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は約256Wh/200Wと車中泊用に向いている容量です。
約3.7kgと持ち運びやすいサイズ感で、コンセントは2口使えるので便利です!
コンセント+USB充電で約2.5時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
BLUETTI AC200MAX
「AC200MAX」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている最大容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は2048Wh/2200Wと超大容量+繰り返し使えるので耐久性バツグン。
オプションで拡張バッテリーを追加接続すると、なんと8192Whにバッテリー容量を増量できます!
↓で紹介する「BLUETTI EB200P」よりワイヤレス出力が1口多く、コンセントが2口少ないのが特徴です。
BLUETTI EB200P
「BLUETTI EB200P」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている最大容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は2048Wh/2200Wと超大容量+繰り返し使えるので耐久性バツグン。
↑で紹介した「BLUETTI AC200MAX」よりコンセントが2口多く、ワイヤレス出力が1口少ないのが特徴です。
BLUETTI AC200P
「AC200P」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている超大容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を2,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は2000Wh/2000Wと申し分ない。
拡張バッテリーを使えば、さらに容量を増量でき自由自在にカスタマイズできます。
BLUETTI EB70
「EB70」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている中容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を2,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は716Wh/700Wと、扇風機や電気毛布を動かすのに最適です。
サイズがコンパクトな割にコンセントが4口も付いているので、使い勝手が良いポータブル電源です!
BLUETTI EB55
「EB55」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている中容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を2,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は537Wh/700Wと、扇風機や電気毛布を動かすのに最適です。
重さが7.5kgと持ち運びやすいサイズ感ですので、コンパクトさをお求めの方に向いています。
BLUETTI EB3A
「EB3A」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されている中容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を2,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は約268Wh/600Wとコンパクトサイズです。
コンセント充電で1時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
またBLUETTI(ブルーティ)のポータブル電源で「EB3A」だけLEDライトが付いています。
暗い中で使う場合や、防災用のサブ扱いのポータブル電源としても役立ちます。
EcoFlow DELTA Pro
「DELTA Pro」はEcoFlowから販売されている最大容量ポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は3600Wh/3000Wと災害の備えとして十分な容量を持っています。
他のメーカーでは最大容量では1000~2000Whぐらいですが、それをはるかに超える容量を持っています。
拡張バッテリー対応で最大21600Whまで容量を増やすことができます!!
大家族で災害用に備えたい方に向いているモデルです!
DELTA Proは3500回も繰り返し使えるので、かなり長持ちするポータブル電源です!
EENOUR P2001
「P2001」はEENOUR(イーノウ)から販売されている最大容量ポータブル電源。
『充電⇔放電』を3,500回も繰り返して使えます!
バッテリー容量/定格出力は2000Wh/2000Wと防災ツールとして十分な容量があります。
↓P2001にはポータブル電源として欲しい機能が揃っています。
- コンセントでの充電で約1.8時間でフル充電できる!
- コンセントが6口もある!(出力ポート合計16口)
- LEDライト搭載
- UPS機能付き
機能が充実した高パフォーマンスなポータブル電源をお求めな方におすすめです!
まとめ
今回は「充電⇔放電」を繰り返しても劣化しにくい長寿命のポータブル電源について紹介しました。
ポータブル電源は「充電⇔放電」を繰り返すとバッテリーが消耗するので、充電が長持ちしません。
日常使いで繰り返し「充電⇔放電」する方は、長寿命のポータブル電源がおすすめです。
一般的なポータブル電源の約6倍も耐久性があるポータブル電源があれば、長期間使えるのでコスパがいいです。
ソーラーパネルで充電すると電気代も節約できるので、環境に優しい自然エネルギーを利用したい方はぜひ検討してみてください!
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