停電ツール、車中泊、アウトドア、キャンプツールとして注目を集める「ポータブル電源」
電気が使えない場所でもポータブル電源があれば、電子レンジや炊飯器、冷蔵庫、エアコン、照明、扇風機、電気毛布を動かせる!
ただし家電がたくさん使える=「バッテリー容量が大きいポータブル電源」は10kg~と持ち運ぶには重く、手軽に持ち運びができません。
重たいポータブル電源を持ち運びたくない方は、5kgのコンパクトなポータブル電源がおすすめです。
コンパクトなポータブル電源はバッテリー容量が小さく、使える家電も少し制限がありますが…どのくらいの家電が使えるのか後述!
今回は5kg以下(片手でかるがる持てるサイズ感)のポータブル電源を紹介します!
コンパクトなポータブル電源がおすすめな方
ポータブル電源は内部バッテリーが入っているので、重みがあります。
いろいろな家電を使うためにはバッテリー容量の大きなポータブル電源が必要です。
→バッテリーが大きくなるほど、重たくなる…
コンパクトなポータブル電源は軽いので、持ち運びが簡単です。
すでに大容量ポータブル電源を持っている方も、持ち運び便利なサブ扱いとしてあると、使える幅が広がります。
バッテリー容量は小さめ
ポータブル電源を選ぶ1番のポイントはバッテリー容量(電力量:Wh ワットアワー)です。
バッテリー容量は電気をどのくらいの量を使えるのか?目安になります。
ポータブル電源のバッテリー容量は(電力量:Wh ワットアワー)といいます。
5kg以下のポータブル電源はバッテリー容量は300Wh以下が目安です。
バッテリー容量が大きいほどたくさんの家電を長い時間動かせますが、5kg以下のコンパクトなポータブル電源はバッテリー容量も小さめです。
参考として、2,000Whバッテリーであれば30kgぐらいの重さなので、かなり軽いことが分かります。
→参考記事:災害停電でも日常生活を送りたい!超大容量ポータブル電源でたくさんの家電を使おう
スマホ充電と小さめ家電にぴったり
5kg以下のコンパクトなポータブル電源はバッテリー容量が小さいので、どのくらいの家電が動かせ、スマホを充電できるのか計算してみました。
市販されている「5kg以下のポータブル電源はバッテリー容量は300Wh以下が目安」
扇風機/スマホの充電にかかる電力量と、それによってどのくらいのポータブル電源のバッテリー容量が必要なのか計算!
5kg以下のポータブル電源は家電を動かす時間は短いですが、スマホの充電であれば何回でも出来るほど容量を持っています!
定格出力も小さい
定格出力(W ワット)も大事です。どのくらいの電気を1度に使えるか?の目安になります。
例えば、定格出力が200Wとすると、同じタイミングで「200Wの電気まで使える」
住宅でも同じ。同じタイミングで電気を使いすぎるとブレーカーが落ちますよね。同じイメージです。
ポータブル電源も同じで電気を使いすぎると安全のため電気の供給をストップします。
価格が安く、軽い5kg以下のポータブル電源は1度に多くの電気を供給できません。定格出力が低いことがデメリットです。
扇風機や電気毛布は使えますが、電子レンジやエアコンなど1度にたくさんの電気を使う家電は使うことはできません。
出力端子
出力端子はポータブル電源から電気を送るためのコンセントなどのことです。
ポータブル電源は他にも出力端子が付いています。
- USB-A端子
- USB-C端子
- シガーソケット
USB端子が付いていると、コンセントで家電を使いながら、スマホを充電できます。
5kg以下のコンパクトなポータブル電源は、コンセントの数は1~2つ・USB端子は2~3つとあまり多くないのが特徴です!
LEDライト機能
LEDライトが付いているポータブル電源もあります。
コンパクトなポータブル電源は片手で持てるほど軽いので、懐中電灯代わりとしても使えます!
住宅の照明は埋め込み式コンセントから電源を取っていることが多く、ポータブル電源があっても照明を付けられません。
LEDライト機能が付いていると「灯りを確保」できます!
出力波形
出力波形にも気にする必要があります。
家庭用コンセントは「交流(AC)の純正弦波(正弦波)」という波形の電気が流れています。
多くの家電や電子機器は「交流(AC)の純正弦波(正弦波)」を前提に作られています。
適合しない出力波形の電気を使うと家電が故障する可能性があります。
この記事では、どの家電でも安心して使える「純正弦波を出力する」ポータブル電源のみ紹介します。
5kg以下のポータブル電源は、純正弦波でない波形(修正波)の電気を出力するポータブル電源もあるので、この記事では除外しています。
5kg以下のポータブル電源おすすめ5選
住宅2階に置いたり、持ち運ぶ機会が多い方に向いている5kgのコンパクトなポータブル電源。
5kg以下=300Wh級以下のコンパクトポータブル電源を厳選しました。
↓150Wh~300Wh級のポータブル電源を順番に並べています。
メーカー | 品番 | 容量/定格出力 | 定価 |
PowerArQ | PowerArQ mini 2 | 307Wh/300W | ¥38,500 |
BLUETTI | EB3A | 268Wh/600W | ¥34,980 |
Anker | PowerHouse 256Wh | 256Wh/200W | ¥24,800 |
Jackery | 240 | 241Wh/200W | ¥19,800 |
Suaoki | S200 | 200Wh/120W | ¥27,980 |
PowerArQ mini 2
「PowerArQ mini 2」はPowerArQ(パワーアーク)から販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約307Wh/300Wです。
約4.7kgと扱いやすく持ち運びやすいサイズで、およそお米1袋分です。
3色(コヨーテタン、オリーブドラブ、レッド)展開しています。
簡易的な防塵・防水機能(IP21)が付いているので、車中泊やアウトドア・キャンプで屋外に持ち運ぶ方にも向いています!
BLUETTI EB3A
「EB3A」はBLUETTI(ブルーティ)から販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約268Wh/600Wです。<バッテリー容量の割に定格出力が大きい!!>
コンセント充電で1時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
またBLUETTI(ブルーティ)のポータブル電源で「EB3A」だけLEDライトが付いています。
暗い中で使う場合や、サブ扱いのポータブル電源としても役立ちます。
Anker PowerHouse 256Wh
「PowerHouse 256Wh」はAnker(アンカー)から販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約256Wh/200Wです。
約3.7kgと持ち運びやすいサイズ感で、コンセントは2口使えるので便利です!
コンセント+USB充電で約2.5時間あればフル充電できるので、急なお出かけにも助かります。
Jackery ポータブル電源 240
「Jacker ポータブル電源 240」はJackeryから販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は約241Wh/200Wです。
バッテリー容量が小さいのでライトや扇風機、スマホの充電ぐらいで使えるとてもコンパクトなサイズです!
SUAOKI S200
「S200」はSUAOKI(スアオキ)から販売されているポータブル電源。
バッテリー容量/定格出力は200Wh/120Wとコンパクトサイズです。
コンパクトサイズは持ち運びやすくLEDライトが付いているので、懐中電灯代わりにもなります。
まとめ
ここ最近、防災意識の高まりからポータブル電源で、停電から身を守る方が増えています!
大容量のポータブル電源1つあれば、停電が起こってもかなり楽に生活が送れます。
さらに快適に過ごすにはサブ用として、5kg以下のコンパクトなポータブル電源を準備すること!
家電やスマホの充電ができるポータブル電源でサブ用のポータブル電源があればより強固な対策ができます。
ポータブル電源の紹介欄に公式サイトなどのリンクを付けていますので、みなさんも準備してみてはいかがでしょうか。
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