災害(台風、地震、豪雨、雪害など)による停電や車中泊やアウトドア・キャンプに活躍するポータブル電源!
ポータブル電源は「超大容量のモバイルバッテリー」のような電源供給設備です。
モバイルバッテリーはスマホの充電が精一杯ですが、ポータブル電源にはコンセントなどが付いていて、家電を使うことができます!
モバイルバッテリーと同じようにポータブル電源も内部にバッテリーが入っており、「充電」が必要です。
コンセントから充電する以外にも充電方法があるので、今回は充電方法や充電にかかる時間を紹介します。
充電方法と充電時間
結論ですが、ポータブル電源の主要な充電方法は3つ、充電時間はバッテリー容量によります。
ほとんどのポータブル電源は「コンセント」「ソーラーパネル」「シガーソケット」から充電ができます。
「ソーラーパネル」では太陽光から充電できるので、お得に充電できるアイテムになっています。
一部の上位機種のポータブル電源は「家庭用発電機」「EVステーション」「鉛蓄電池」から充電できるものもありますが、本当に数える程度しかありません。
充電時間はバッテリー容量・急速充電対応か?に左右されます。
バッテリー容量が大きいと充電には時間がかかる傾向にあります。
ただ急速充電に対応しているポータブル電源もあるので何とも言えないところもあります。
ポータブル電源の充電方法
ポータブル電源は事前に充電しないと電気を取り出すことができません。
充電方法は↓があります。
上から3つ「コンセント」「ソーラーパネル」「シガーソケット」は多くのポータブル電源ができる充電方法です。
コンセントから充電、ソーラーパネルから充電(ソーラーパネルをセット購入した方)が一般的な方法です。
下から3つ「発電機」「鉛蓄電池」「EVステーション」の充電方法は一部の上位機種のみが有している機能になります。
充電の種類が多いのはいいですが、あまり使う機会はないですね。
EVカーに乗っていない方や発電機や鉛蓄電池を持っていない方が、進んで買うようなポイントにはならないかなと思います。
コンセントから充電
ポータブル電源の充電はコンセントが一般的です。
他の家電と同じようにコンセントと接続するだけ!
充電が終わればコンセントから外せばOKです。
停電しているとき以外では、いつでも充電できるのでポピュラーな充電方法です。
最近では2時間以内に充電できるポータブル電源も販売されています。
充電しないとポータブル電源は使えないので、急速充電できるポータブル電源は助かりますね!
☆関連記事:急な外出や充電忘れに「2時間以内で急速充電」できるポータブル電源を紹介!
ソーラーパネル
「ソーラーパネル」で発電した電気をポータブル電源に溜めることができます。
各メーカーはポータブル電源とは別売りに「ソーラーパネル」を販売しています。
通常ポータブル電源のバッテリー容量以上に電気を使うことはできませんが、ソーラーパネルで電気を充電すれば、発電した分をプラスして使えます。
ソーラーパネルは天気が良いと、自然の力で半永久的に充電できるのでおすすめです。
ソーラーパネルで充電した電気を使えるので、災害時など電気をたくさん扱うときには欲しいアイテムです。
☆関連記事:ソーラーパネルでポータブル電源に充電!停電しても太陽光で充電しよう!
シガーソケット
車を持っている方はシガーソケットからポータブル電源へ充電できます。
「車のバッテリー」→「ポータブル電源」→「家電を使える」ので、車を持っている方は充電の選択肢が増えます。
ただ車のバッテリー残量低下や車のバッテリー容量に限りがあるので、ポータブル電源をフル充電するのに向いていません。
運転中や少し充電したいときなどに向いていますよ!
発電機
発電機から充電できるのは一部メーカーの限られたポータブル電源しかありません。
すでに家庭用発電機を持っている方は購入の価値があるかもしれません。
発電機+ポータブル電源を組み合わせればお互いのメリットを活かせますよ。
発電機から充電できるポータブル電源(2022年時点)
EVステーション
EVステーションから充電できるポータブル電源もあります。
すでにEVカーに乗っている方やこれからEVカーに乗る方は検討しても良いかもしれません。
ただEVステーションはまだまだ設置が普及していないので、あまり使わない機能かもしれません。
EVステーションから充電できるポータブル電源(2022年時点)
鉛蓄電池
鉛蓄電池からも充電できるポータブル電源もありますが、あまり一般的ではないですね。
鉛蓄電池を持っている方?は買ってもいいかも…?ぐらいな温度感です。
あっても困らない機能ですが、あって助かる方はあまり多くないかもしれません。
鉛蓄電池から充電できるポータブル電源(2022年時点)
充電時間が短いポータブル電源5選
ポータブル電源の大手メーカー「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源1000はフル充電までに約7.5時間かかります。
「Jackery ポータブル電源 1000」はAmazonではレビュー数が2,100を超えるほどの売れ筋のアイテムです。
一般的なポータブル電源はバッテリー容量にもよりますが5時間以上はかかります。
ただ小容量ポータブル電源は充電時間が短いポータブル電源も多い…
これからはバッテリー容量に対して充電時間が短いポータブル電源についてご紹介します。
Anker 757 Portable Power Station
Anker(アンカー)から2022年5月~販売される「Anker 757 Portable Power Station」はフル充電までのスピードがとても速く1.5時間です。
『充電⇔放電』を3,000回も繰り返して使えるので、一般的にポータブル電源よりも約6倍も長寿命です!
↓ポータブル電源として欲しい機能が揃っています。
- コンセントでの充電で約1.5時間でフル充電できる!
- コンセントが6口もある!
- LEDライト搭載
- パススルー機能付き
- 金属フレームで頑丈!
これほど機能が充実した高コスパなポータブル電源は珍しく、防災ツールを探している方におすすめです!
EcoFlow DELTA Max2000
EcoFlow(エコフロー)から販売されている「DELTA Max2000」はバッテリー容量が2,016Whと大容量なのに、2時間で充電できます。
2016Whを2時間で充電できるのは凄いですよ。
その分住宅のコンセントから電気を使いますが、その早さは驚異的です。
EcoFlow DELTA 1000
EcoFlow(エコフロー)から販売されている「DELTA 1000」はバッテリー容量1,008Whを1.6時間で充電できます。
防災用に備えるポータブル電源は1,000Whが目安であり、急速充電を求めている方におすすめのポータブル電源です。
☞DELTA 1000 公式サイトで確認EcoFlow RIVER Pro
EcoFlow(エコフロー)から販売されている「RIVER Pro」はバッテリー容量720Whを1.6時間で充電できます。
バッテリー容量/定格出力は720Wh/600Wと車中泊やアウトドア・キャンプツールとして十分な容量を持っています。
EcoFlow RIVER
EcoFlow(エコフロー)から販売されている「RIVER」はバッテリー容量288Whを1.6時間で充電できます。
一般的な小さめ容量のポータブル電源でも意外と時間がかかります。
→「Jackery(ジャクリ)ポータブル電源240」では242Whに対して、充電が5.5時間かかります。
約30%の時間でフル充電できるので、かなり早く充電できます。
定期的な充電が必要
ポータブル電源は事前に充電しないと電気を取り出すことができません。
使う前にはしっかりと充電しましょう!
バッテリーの性質上使わなくても、時間経過で自然にバッテリーの残量が下がります。
メーカーによって差はありますが、定期的(3か月に1回など)に充電が推奨されていますので、忘れないように充電してくださいね。
まとめ
ポータブル電源の充電方法についてご紹介しました。
「コンセント」「ソーラーパネル」「シガーソケット」からの充電が一般的です。
ほとんどのポータブル電源は↑3つの方法で充電できる機能を持っていますよ!
また充電時間は短い方と車中泊やアウトドア・キャンプの充電を忘れていた場合に、助かりますよね。
忘れっぽい方にはすぐに充電できるポータブル電源がおすすめです。
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