災害停電や屋外の電気が使えないところで活躍する「ポータブル電源」「家庭用発電機」
- バッテリーに充電している電気を供給する「ポータブル電源」
- ガソリンやカセットボンベを使って電気を発電する「家庭用発電機」
「ポータブル電源」はここ最近普及してきました。
技術進歩によりバッテリーの大容量化、安全性を高めた構造など防災ツールや車中泊やアウトドア・キャンプ用の電源供給として需要が高まっています。
一方、今までガソリンやガスを燃料として発電する「家庭用発電機」が防災ツールなどでは一般的でした。
騒音や燃料準備・燃料補給・手入れの手間から嫌煙されてだし、ポータブル電源が注目を集めています。
今回は「ポータブル電源」「家庭用（非常用）発電機」の違いや、自分にはどっちが向いているのかな？という疑問を解決する記事を書きましたので、ぜひ参考にしてください！
ポータブル電源・家庭用発電機ってなに？
日本では電気の送配電設備が優秀で、設備が原因での停電というのは他の国と比べて、とても低いです。
ただ可能性はゼロではありませんし、地震・台風・雪害災害などで停電することも考えられます。
また車中泊やアウトドア・キャンプではコンセントが無いので家電は使えません。
そこで役に立つのが、「ポータブル電源」と「家電用発電機」です！
→停電しても、屋外でも、電気が通っていないところでも電気が使えるようになります。
照明や扇風機などの防暑アイテム、電気毛布などの防寒アイテム、電子レンジなども動かせ、快適に生活できます。
- ポータブル電源…バッテリーにあらかじめ充電した電気を供給
- 家庭用発電機…カセットボンベやガソリンを燃料として電気を発電・供給
ポータブル電源・家庭用発電機のメリット
お互い電気を供給するアイテムですが、それそれメリット・デメリットがあるので、まずはメリットについてご紹介します！
【ポータブル電源】のメリット
- 維持費が低い（充電する電気代だけ）
- ソーラーパネルで充電できる
- 操作が簡単手軽
- 可動部が無いので静か
- 排気ガスが出ないので室内で使える
操作方法はコンセントにケーブルをつないで、ボタンを押すだけとかなり手軽です。
また事前に充電しておいた電気を使うだけなので、静かで室内でも使えます。
子供のいる家庭や避難所で使う場合に活躍！
災害が起こるとみんなピリピリするので、少しの騒音でトラブルが起こることも…ポータブル電源はうってつけのアイテムになります。
【家庭用発電機】のメリット
- 燃料が入手しやすい
- コンパクトサイズが多く持ち運びが簡単
燃料として発電する発電機では、燃料の入手しやすさや燃料の保管の簡易さが大切です。
カセットボンベはスーパー、通販サイトなどで購入でき、ストックできるので燃料を簡単に確保できます！
ポータブル電源のバッテリー容量が大きくなるにつれ、10Kg以上など重くなってきます。
家庭用発電機はポータブル電源と比べるとコンパクトサイズなので持ち運びが楽です。
ポータブル電源・家庭用発電機のデメリット
「ポータブル電源」と「家庭用発電機」はメリットがある一方、もちろんデメリットもあるので確認しておきましょう。
【ポータブル電源】のデメリット
- 充電しないと使えない
- バッテリー容量が限りがある
- 価格が高い（3万円～20万円程度）
- 重たい（2～20kg程度）
- 定期的（数か月に1度）に充電が必要
ポータブル電源のデメリットは価格は高いが、充電の必要がありバッテリー容量に限りがあることです。
家電を何時間使えるのか？スマホを何台充電できるのか？はバッテリー容量で決まります。
価格が高く、バッテリー容量に限りがあるので、使う人を選んでしまいます。
災害停電や車中泊、アウトドア・キャンプではコンセントから充電できません。
ただ電気が無いところでも長期間ポータブル電源を使えるように、ソーラーパネルで充電できるポータブル電源が多くあります。
【家庭用発電機】のデメリット
- 燃料が無いと発電できない
- 燃料の取扱いには注意が必要
- 騒音が発生
- 排気ガスが発生
家庭用発電機にはデメリットがたくさんあります。
1番のデメリットは燃料が無くなると発電できなくなること。
可燃性のガス、液体を使うので取り扱いには注意が必要です！
また騒音や排気ガスが発生するので、室内では使えません。
自宅内や車中泊、キャンプ場では使いづらいので使う人を選んでしまいます。
ポータブル電源・家庭用発電機どっちがいい？
「ポータブル電源」「家庭用発電機」もどちらもメリット・デメリットがあります。
どちらが向いているのか？診断してみましょう！
- 室内で使いたい人
- 住宅街で騒音トラブルを避けたい人
- ソーラー充電で日常使いしたい人
- ボタンで簡単に操作したい人
- 燃料の取扱いに慣れている人
- 発電機の取扱いに慣れている人
- 本体価格を少しでも安くしたい人
「ポータブル電源」「家庭用発電機」どちらが自分に向いているのかチェックしてみてください。
多くの人は「ポータブル電源」が向いているのではないかな？と思います。
※気になる方は、おすすめのポータブル電源も紹介していますので↓の記事をぜひご覧ください。
★関連記事：ポータブル電源の特徴やメリット・デメリット解説！防災用、車中泊、アウトドアに最適
ポータブル電源の主要メーカーの全ポータブル電源・ソーラパネルをまとめました。
気になるメーカーがあればぜひ確認してみてください。
まとめ
ポータブル電源と家庭用発電機はなにが違うのか？メリット・デメリットなどを紹介しました。
タイプ別にどっちが向いているか解説しましたので、ぜひ参考にしてください。
- 室内で使いたい人
- 住宅街で騒音トラブルを避けたい人
- ソーラー充電で日常使いしたい人
- ボタンで簡単に操作したい人
- 燃料の取扱いに慣れている人
- 発電機の取扱いに慣れている人
- 本体価格を少しでも安くしたい人
災害停電や車中泊やアウトドア・キャンプでは電気は使えません。
最大のデメリットを解消して快適に過ごすために、「ポータブル電源」や「家庭用発電機」を備えてみてはいかがでしょうか？
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